その仕事で一番大変なところ

本サイトにはプロモーションが含まれています

デイサービスで一番大変なところを経験者12人に聞いてみた

入浴介助


入浴介助が一番大変でした。決められた時間内に大勢を少ないスタッフで入れて行かないといけないからです。

 

一般浴に入る利用者さんでも、一人でお風呂に入れる人は少なく、介助が必要で転倒の危険性があるので注意が必要です。入浴中も身体が軽い人は浮いてしまうので押さえて入浴したりします。

 

起立の困難な方には特殊浴になりますが、着替えさせる時には抱えて着脱をします。身体の負担が大きいのと、のぼせたり、水虫等もうつされたりします。

 

認知症の利用者で、お風呂に入りたくないと毎回騒ぐ方がいました。うまく誘導して浴室まで連れてきたものの、そこから服を脱ごうとしないので、脱ぐ様に促すが聞いてくれないので強行手段で二人がかりで脱がせていました。脱がせる時にも抵抗され、叩かれ、暴言を言われました。

 

脱がせると身体洗うとこまでも両脇抱えて、引きずりながら連れていき、椅子に座らせ身体を洗ってやっとの事で入浴です。入浴中は気持ちがいいのか静かでした。一人にスタッフが二人ついてしまうと、時間内に終わりません。

 

ゆとりのある介護を求められていますがなかなか難しい現状と思います。

 


デイサービスは介護業界では楽な部署と思われがちですが、実際に一番大変な業務内容は、入浴介助になります。

 

入浴介助の場合には、事故が多い場所での介護となりますので、細心の注意が必要となり、利用者によっては体力を使う介助もしなければなりません。そのため、非常に大変な仕事内容となります。

 


入浴介護が一番大変です。体力的にも大変だし、お風呂場に長時間いるのでのぼせて辛いし、夏の暑い時期は油断すると熱中症になります。

 

かつての同僚が三人ほど軽度の熱中症でダウンしたぐらいです。

 


デイサービスの仕事で1番大変なことは、入浴介助です。

 

なぜなら介護者は服を着たまま、あるいはエプロンもしながら、暑いお風呂場の中で介助するからです。

 

洗髪や体を洗ってあげることはもちろんありますが、脱衣所にて服の着脱も行います。ドライヤーで髪も乾かします。とにかく、暑さと湿気の中で髪の毛は蒸れるし、化粧は落ちるし、汗だくになりながら、そして時に時間に追われながら作業するので大変です。

 

みんながまとまらない時


時間ごとに割り当てがあるのですが、みんなをうまくまとめられないと次やらなければならないことができず、スムーズに進められませんでした。

 

腰痛


介護士の資格を持っていて、以前デイサービスの仕事をしていました。

 

デイサービスの仕事で一番大変なことはズバリ、腰が痛くなることです。体重が重い利用者さんを介助するのには、かなり腰に負担がかかります。

 

何度もぎっくり腰になりかなり辛かったですが、仕事は続けていました。

 

レクリエーションの準備


毎日のレクリエーション。半分は認知症の利用者で、出来ないことも多いのに、レクリエーションがマンネリ化すると上から注意される。ネタ作りや準備にも時間を取られるし、非常に憂鬱。

 

帰りたいと言ってかえろうとする人をなんとかなだめ時間になるまでいていただくのに本当に大変さを感じます。帰っても家族は仕事で不在だし、なんとか早く習慣になってもらいたい

 

送迎


デイサービスで一番大変な事は、朝と夕方の送迎です。

 

デイサービスの特徴は、施設に通いで利用する為、毎日違う方のお宅へ行き利用者を、安全に送迎しなければなりません。雨でも雪でも台風でも、施設をお休みにする事が出来ない為、その都度神経を使い送迎をしなければなりません。

 

また、事故に遭わないようにもしなければなりませんので、とても大変です。

 

初めてのお客様の対応


初めて利用されるお客様が来た日は本当に大変です。1番きついのは片時も目が離せないことです。それぞれの方の性格や特徴などを理解していないと、戸惑うばかりです。

 

ほとんどの方が家族と離れると不安になり、徘徊を始めたり、帰りたいと玄関に向かいます。説得して、納得したのもつかの間です、また同じ行動をします。ひとりだけのお世話している訳には行きませんから、気が休まる時間は1分もありません。

 

食事のときも、どれくらい時間がかかるかわかりません。毎回利用していただいている方だと、長い時間をかけて食事する方と、早く済ませる方と分かっているし、介助の優先順位も検討がつきます。しかし、初めての方だとそうは行きません。いつも緊張の連続です。

 

食事時の気配り


食事をする時に誤嚥や喉に詰まらせないか心配しています。しっかり噛んで飲み込めれる方は良いんですが、ドロドロにした流動食は食道に流れ込みやすくむせやすいです。

 

それでも他の利用者さんもいらっしゃるので付きっきりと言う訳にもいかないので、食事の時間は目の届く範囲は目を光らせています。

 

事務処理


デイサービスは介護保険制度下での「通所介護」としてサービスがケアマネジャーのケアプランの位置付けの下行われています。大変なこととして、介護保険のサービス全般として言えること (在宅或いは施設問わず) は人手不足です。

 

通所介護 (デイサービス) でも同様で、基本サービスとも言える送迎、入浴、食事、着替え、排泄... などの介護がマンパワー不足でギリギリの中で行われているケースは少なくありません。常に忙しいと言えます。

 

加えて、介護保険では利用者個々にケアプランに基づく介護計画書やモニタリング票作成が必要です。ケアマネジャーか招集する担当者の会議も少なくありません。また、月末月始には、介護報酬を得るため介護実績を正確にケアマネジャーに報告する必要があります。丁寧で愛護的な介護を行う以前に膨大な量の事務的なタスクがある訳です。

 

一番大変な事は、月毎の事務処理をこなす事かもしれません。事務に追われて介護スタッフは疲れ果て、本来の介護という仕事に影響がでるとすれば本末転倒てすが、実際の現場の現実はこれに近いことは否定できないと思います。

 

昨今、介護の人手不足を外国人労働者で補おうという方針が語られます。私はこれには根本的に賛同できません。本当に介護職の負担を軽減できるのか?疑問です。