病院薬剤師で一番大変なところを経験者9人に聞いてみた

病院薬剤師で一番大変なところを経験者9人に聞いてみた

コミュニケーション

 

病院薬剤師で一番大変なことはやはり他のスタッフ、そして患者様とのコミュニケーションだと思います。何故ならば薬剤師は病院の中でも人数が比較的少なく、それでいて他のコメデイカルと比べると現場に出て最前線で働いてはいません。

 

なので、コミュニケーションが上手くとれないと他のコメデイカルから冷たくされることもあります。薬を作って渡すだけではなく、患者様の部屋に訪問して副作用のチェックをする事も薬剤師として大切な仕事です。お話をする中で患者様の考えている事や状態をしっかりと見極めなければいけません。そして、それを他のコメデイカルにフィードバッグすることが大切です。

 

以前、私ではないのですが、他の薬剤師の同僚が上手くコミュニケーションが取れずに他のコメデイカルや患者様からクレームが来たことがあります。中々本人も納得しないので、そのうち薬剤師は病棟に要らないとまで言われるほど関係が悪化して業務に支障が出ることがありました。その経験から言っても、コミュニケーション能力が一番必要で、働いていく上で大変だと思います。

 

調剤や服薬指導も大変ですが、一番大変なのは多部署とのやりとりだと思います。自分の力ではどうにもならないのが厄介です。

 

例えば自分の病院では調剤済みの薬を小さなエレベーターのような機械で病棟に送るのですが、もう病棟にあるはずなのに誰々さんの薬まだですかなどと問い合わせが頻繁にあります。確認もしないで電話してくるんですね。

 

これは個人差があって、かけてくるメンツは大体同じ人です。忙しいのは分かるのですが、電話によって調剤や監査など一時中断することになるので本当に迷惑です。ミスの元になりますので。

 

病棟によってはナースステーションがゴチャゴチャしていて見つけにくい、というのも一因だと思います。この辺の事は病棟師長や主任のやり方が色濃く出るので、上がきちんとしているところは片付いていたりします。

 

医師とのやり取りも厄介です。医師にもすごく優しい人もいるんですが、コメディカルの扱いがひどい方もいます。

 

こちらも仕事で問い合わせなどしているのですが、面倒くさそうに話したり、処方のミスの言い訳を毎回言ってくる方もいます。あちらからかけてくる際に名乗らないのも当たり前です。もしもし私だけど?という方もいます。薬剤師はうるさいもの、と思われていそうで悲しいです。

 

薬剤師として病院内で働く上で一番大変なことと言えば、やはり医師との人間関係です。

 

薬の調剤や監査などに神経を使うことはもちろんですが、それは院内薬局に限った事ではありません。病院と完全に経営が別れている調剤薬局であれば医師と一定の距離を取ることも容易なのですが、同じ院内ともなると格段に付き合い方が難しくなるように感じます。

 

もちろん医師にも明るく付き合い易い方や物腰の柔らかな方もいるので一概には言えないのですが、プライドが高かったり極端に気が短かったりと付き合い方に悩まされる事が多いのも事実です。

 

また患者さんや薬剤師に対しては直接キツくあたらなくとも、不慣れな看護士や事務員などに対しては妙に厳しかったりと職場の雰囲気が医師次第で大きく変わってしまうのでとても難しく思います。

 

ピリピリした環境の中では本来の仕事に集中しにくく、誰か他に怒られているスタッフがいる時などは特に、矛先が自分に向かないかハラハラしてしまう程です。

 

必要とされる知識量の多さ

 

病院薬剤師として大変なことはいくつかあるが、一番大変と感じることは、必要とされる知識量の多さだと思う。

 

医療業界は日進月歩であり、薬剤師は薬の知識に長けているだけではなく、医療全般の知識をアップデートしていく必要がある。特に病院薬剤師は、医師や看護師、社会福祉士など他の業種と関わって仕事を進めていくため、知識を前提として、コミュニケーション能力も不可欠である。

 

知識不足は患者へ適切な治療がなされないことにつながりうる。つまり、安全、適切に薬が投与されないことによって、患者へ薬が害となってしまうことがある。

 

実際、通常使われる量の倍量の薬剤が投与され、患者の命に係わる重大な事故につながった医療ミスは何件もある。薬剤師が関わることによって、そのようなミスは未然に防がれなければならない。病院薬剤師は、正しく薬剤が投与されているかをチェックし、患者が適切な治療を受けられているか確認している。

 

薬剤師の仕事は、病気を治すといった直接目に見える仕事ではないため、患者から感謝されることは少なく、やりがいも感じにくい。仕事に対するモチベーションを維持していくのも大変である。

 

病院薬剤師で大変なことといえば、いくつかあります。実際に患者と話しながらお薬について話しながら、学んでいくことができますが、まずはそこに対する知識を詳しくつけなければならないというのが大変です。

 

というのも、実際このような効果が期待されたよ、こんなことがあったよというデータがあっても、実際に飲んだことがない薬剤師はそのあたりが分かりません。

 

また、私は神経関連の科の病院薬剤師をやっております。実際に経験したことがある方なら、すでにお分かりかもしれませんが、1つのお薬でも人によって効き方が様々だったりします。それをうまく患者が飲み込むことができればいいのですが、そうもいかないことが多々あります。

 

それに同じ効果が期待される薬だとしても、製薬会社によって患者さんが体験する効き目というのは違ったりしてきます。実際にそのあたりは会社の説明では同じですが、患者さんの体験としては違うということも多々。

 

専門として行う分、そのあたりの知識をしっかりと身につけないとクレームをもらう可能性があるのも大変なところです。

 

病院薬剤師として一番大変なのは、入院中の患者さんの薬に関して責任を持つということです。

 

自分が担当した患者さんの持参薬の鑑別や服用状況を確認したり、採用していない薬に関しては当院代替薬を提案します。入院中に処方された薬の安全性、用法用量などを確認し、問題があれば医師に問い合わせます。

 

患者さんにも処方薬について説明し、副作用と思われる症状があればすぐに報告するように伝えます。コンプライアンスを確認したり、退院後もしっかりと服用できるように指導していく必要があります。

 

医師や看護師たちと連携して、患者さんの治療にあたり、薬に関しては責任を持って薬剤師が引き受けます。バンコマイシンなど、血中濃度に注意が必要な薬については、TDMを実施し、投与量や投与間隔を医師に提案します。

 

時にはメーカーによる新薬の勉強会を行ったり、薬剤部内で症例発表をおこない、知識を深めます。他職種とコミュニケーションを取り、患者さんから信頼されるためには、日々勉強をしなければなりません。

 

病院薬剤師は、薬に関してプロフェッショナルでいることが大切だと思います。

 

忙しい

 

病院の薬剤師の仕事で一番大変と思っているのは、なんといっても忙しいということです。

 

他の仕事だと、そんなことはないと聞きます。調剤薬局などは、一息できることが出来ると聞きました。そのことから、じっくりと落ち着いて出来るということですね。薬を扱っているので、とても慎重に仕事を行うことが重要です。しかし、そんなことをいってられないほど、仕事がどんどんやってきます。

 

その要因としては、やっぱり外来患者さんと入院患者さんがいるからです。他のところだと、外来だけですね。その点で、とても大変なのです。院外処方となっているのですが、やっぱり病院内で受け取りを希望する患者さんもいます。その点では、扱う薬剤がとてつもなく多いです。

 

それは、輸液の作成などもあるからです。時には、休憩を取れないくらい忙しいこともあるし、仕事を終了するのが19時や20時となることもあります。すると自分の時間が少なくなりストレスがたまります。

 

今の病院で一番大変なところは、人手が足らずに一人当たりの負担が大きい所です。

 

国立・市立病院などの大病院では薬剤師の数がある程度十分にいる反面、民間病院では最新の治療を行わないためか、人気があまりなく、薬剤師が集まらない傾向にあります。病院内では薬剤師に仕事を課す案件がある一方で、マンパワー的に出来ないか、現行のものを無くすかの選択しかない現状にあります。

 

このような大変の中で女性の結婚退職や育休など、人員が減少し、薬剤部内での一人当たりの仕事は増すと言った負のスパイラルが発生しています。

 

約300床の中小病院で薬剤師数は10名。当直明けやその代休で平日に出社する薬剤師数は6-7名。病棟に常駐する薬剤師を除けば、薬剤部内にいる人数は助手を含めても5名。それで調剤、調剤監査、注射、IVHの混注業務を行い、委員会があれば人が出て更に仕事は後手に回ります。

 

調剤ミスが増えることが懸念され、仕事量に応じた薬剤師の確保に積極的に行ってほしいものです。

 

当直

 

病院薬剤師で大変なのは当直だと思います。

 

調剤薬局にはない仕事です。20代はまだ大丈夫だと思うが30過ぎると次第にきつくなり、40過ぎると倒れそうになります。通常業務が終わってから翌朝までの勤務の病院がほとんどで、翌日の午前まで仕事のところもあります。24時間以上の勤務状況は他の業種から考えると異常だと思います。

 

当直のない病院もたまにあります。しかし当直手当てで給料を補填するという考え方もありますので一概に悪いとは言えません。しかしたまに当直のない病院もありますのでそちらをおすすめします。もちろん、仮眠はとれますが、冬は患者さんが多くて寝てもすぐ起こされたりします。正直よく眠れません。

 

あとはどこでもそうですが、人間関係がしんどいところが多いと思います。狭いところに閉じ込められ、気の強い人に囲まれるのは尋常でないストレスです。一般の会社ではパワハラで訴えられないような状況も日常茶飯事です。閉鎖的な業種ならではだからだと思います。

 

調剤薬局に比べて他のコメディカルの方とも接する機会も多いので勉強になることも多いです。

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「お前に正社員は一生無理」

こういったパワハラを上司にされ続けた僕は、入社3か月目で転職を決意。絶対に見返してやると思いました。

現実は過酷でしたが。

  • 15社に書類送付
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